2006年 01月 11日
物を見る視点
物を見る視点、、なんて、言葉にしてしまうと、
何?何?って感じなんですが、
先日、フッと思った事があったんです。

小学生の息子の個人懇談会での事なのですが、
担任の先生が、教室の後ろに張られているたくさんのざりがにの絵の
中から、息子の絵、どれだと思います?って、仰られて・・・笑
私も、笑いながら、どれでしょう・・・なんて、
一枚一枚見ていたんです、
それで、なぜか、ひとつだけ、画用紙が2枚張り合わされいている作品があって、
其の作品は、ざりがにの手(はさみの部分)を先に、描き始めたのでしょうね、
一枚の画用紙のスペース、全部を使って、手を描いているのです。
私が其の絵をジッーと見ていると、先生が、「そう、この絵がそうなんです。
はさみの部分を大きくリアルに描いていて、胴体の部分が描けなくなって
どうしよう?って、私のところにもってきてくれたので、もう一枚画用紙くっつけよう!って
事になったんです。とても、息子さんらしい作品だと思われませんか?
私も、大好きなんです」と、、、
本当に、私も、息子らしいな・・と。
たぶん、彼にとって、ザリガニのはさみの部分に、視点、心がいったのだと
思うんです、だから、その部分に集中したのだと思います。
一枚の画用紙に、ザリガニを描こうというテーマでしょうから、
息子の絵を、もし、テストのように採点したのなら、
いい点数はもらえなかったかもしれません。
でも、そんな息子の物を見る視点を大切に先生が思ってくださって、
なんだか、感激しちゃって・・・

親ばか話で、すみません。笑

この話を聞いて、息子と私、よく似ているなーと思ったのですよ。
私も、そんな子供でした。
何か、一つの部分に惹かれたり、集中しだすと、周りが見えないの・・笑
アル意味、すごく不器用・・笑
今もあまり変わっていませんね、そういうところ・・・
例えば、アンティークのベビーちゃんの手編みレースのシャツがあったとして、
その襟のところが可愛いな~と思い出すと、襟の部分を可愛く、其の襟の魅力を
引き出させてやりたいな~と思う
物を見る視点_c0055551_759817.jpg

オリジナルの飾りだなを作家さんの作っていただいて、
其の横姿を見ていると、私には、もう、ウサギさんが立っているようにしか見えなくて・・
作家サンはどんなイメージで、このラインを考えられたのか、わからないのに、
私には、もう、ウサギさんなの!笑(←思い込み!!笑)
ネ?ウサギさんに見えませんか?
ちょっとお耳が短いけど、やさしいラインがウサギさんのフンワリのした表情に
みえてきて・・・
物を見る視点_c0055551_841037.jpg

型にはまりやすい性格とでもいうのでしょうか・・・笑

どんな物に関しても、自分の中で、その物に対して、見る視点、集中する所、
心惹かれるポイントがあって、
其の視点は、十人十色・・・一人一人感じ方は変わってくると思います。
だから、花瓶一つをとってみても、お花のいけ方、下に広げるレースのマット一枚、
飾る場所によって、全く表情は変わってくる、そして、1番大切な事は
其の花瓶を手にしている人の気持ちなのかなぁ・・・とか、思ったりしました
少し危ない人かもしれませんが(笑)、物にも、心があると思うのですよ、
「ここが、私のチャームポイントなの!」の花瓶が話し掛けてくるというか・・・笑
耳を傾けてやれるかどうか・・・というか…笑
↑かなり、危ない人です!私・・・笑、まぁ、コレは冗談にしても、、、、
自分の思う、感じる、そういう感覚を、息子には、いつまでも、
大切に、そして、素直に表現していて欲しいな・・と思います
それは、其の人だけにしかない、才能であり、個性なのですから・・

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今日も笑顔で^^

by bibibi-2 | 2006-01-11 08:31


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